あぁ今週も誰とも会話しなかった・・・

専業トレーダー。完全無欠の引篭もり。人と一切の関わりを持たない生活。

高級和牛ステーキの日。

ヒロセ通商株式会社様より国産高級黒毛和牛(ステーキ用)を頂いた。

普段はヒロセと呼んでいるが大変失礼なことであったと反省している。

 

さて、僕は普段冷凍食品しか食べていない、食に興味がないので食べられれば何でも良いのである。しかし食べられれば何でも良いから冷凍食品を食べているとは冷凍食品を貶めているにも程がある、高級和牛ステーキを前にして調子に乗ってしまった様だ、僕は好んで毎日冷凍食品を食べていると言い直しておこう。

そんな訳だから普段わざわざ食材を買ってきて調理をするなんてことはしない、況や良い食材を買い求めることなどは皆無だ。ここに高級和牛ステーキが送られて来たのだから出来るだけ美味しく食べようではないかという話だ。

 

この和牛はA5等級というものらしい証明書まで付いている、なんだかすごいに違いない、調べてみよう。

僕は説明書きに洗脳されやすい体質なのでポテチなどを食べる時も袋に書いてある説明を読みながら食べると美味しい様な気がするのだ、1年のうちこの時期しかとれない新じゃがを~~、希少な岩塩を使用し~~、なるほどこれは旨い。

 

おっと貧乏くさい話をしてしまった、高級和牛ステーキの話に戻ろうではないか。

 

まず、Aは歩留等級というものらしい、上からA、B,C等級だ。

ちなみに「ぶどまり」と読むらしい。

 

歩留等級 ー ロース芯の面積、ばらの厚さ、皮下脂肪の厚さ及び半丸枝肉重量の4項目の数値を計算し決定する。

 

ん?どうしたことだ、全然美味しそうなイメージが湧いてこない。

ロース芯とは何だ?ばら?半丸枝肉?さっぱりわからん、皮下脂肪の厚さのみギリギリわかる、たぶん厚い方が脂が乗っているというやつだろう。

 

ロース芯 ー 肩ロースの中にもあるが厳密に言うとリブロースの中の芯を指す。

 

よくわからない、結局芯とは何なのだ。

 

リブロース ー ロースの真ん中の最も厚い部分。脂肪多く霜降りになりやすく見栄えも良い。柔らかく脂の濃厚な旨みがある濃厚な旨みがある。キメ細かく、肉自体の風味をもっとも堪能できる部位。

 

とても旨そうだ、しかしこれはリブロースが旨そうなだけだ、ロース芯の謎は解決できていない。芯については一旦諦めよう。

 

次にばらの厚さだが、ここで予想外の事態が起きた、ばらとバラが同じものを指しているのか否かという難題が解決できいのだ。諦めよう。

 

半丸枝肉は、

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ということだ。

ところで半丸枝肉、何て読むのだろうか、なんと「はんまるえだにく」だ。

 

 

これでまだA5等級の前半だ、数字の方が残っている、

数字の方は肉質等級というものらしい、上から5、4、3、2、1だ。

 

肉質等級 ー 脂肪交雑・肉の光沢・肉の締まり及びきめ・脂肪の光沢と質の4項目で決定される。

 

あーわかるわかるわかるわかる調べるまでもない。わかるわかる旨そうだ。

 

ここまで読んでくださった方は牛肉の等級についてかなり詳しくなって頂けたことだろう、A5等級は一番高い等級なのだ。旨いに違いない。

 

肉の良さがわかったところで、いよいよ調理法を考えよう。

僕の家には調味料や油の類が一切ない、一切は言い過ぎた、食卓塩と創味シャンタンしかない。塩をすり込んで直で焼けば良いだろうか。調べてみよう。

 

まず焼く前に牛脂をひくらしい、牛肉を焼くのに牛脂をひくとはどうしたことか、きっとこれは安くて脂の全く乗ってない肉を焼く可哀想な人の話だろう、こちらはA5等級の国産高級黒毛和牛を焼くのだ、良い感じに霜降っているのだから牛脂など必要無いはずだ。それに牛脂なんてどこの駄牛の脂かわからないのだ、僕はA5等級の牛脂でないと口にしたくない。

 

そして肉には粗塩と粗胡椒をすり込む、食卓塩では駄目だろうか。

色々調味料を買ってしまうと結局一回しか使わないうちに捨てることになって勿体ない、それに下手をすると調味料を買いそろえる値段が肉よりも高くなる可能性がある。

貧乏くさい事を言い始めたと思った方は間違っている、金持ちは無駄金を使わないのだ。金持ちは1回封を切った調味料は1回使って捨てると思っているのは貧乏人の発想である、金持ちは人から貰った高級和牛を焼くのに買う調味料が勿体ないから家にある食卓塩で何とかならないものかと思うものなのだ。

 

そこで、

cookpad.com

これだ、材料が最も少なく焼き時間を分単位で書いてくださっている。料理をしない人間は焼き目が付くまでなどと言われてもわからないのだ、大変ありがたい。

ただ一点言わせて頂くのなら、適宜とは何gなのか、塩少々と言われても困るが少しな事がわかるだけまだ良い、適宜である、分量をこちらに丸投げだ。

妄言がひどい当ブログなので本当はわかっているのに言いがかりを付けていると思われるかもしれないが、本当にわからない、肉10gに対し塩0.3g胡椒0.1gと表記して欲しい。

 

まあそれは後で焼く際に悩むことにしよう、材料だが、このレシピで行けば、バターと胡椒を買ってくれば済む、油もひけとは書いていない。塩は食卓塩である。

バターは後日ご飯に乗せて食べてしまえばいい。余った材料はとにかくご飯に乗せて処理するのが金持ちの考え方だ。胡椒は困るが日持ちはしそうである。

 

 

ではバターと胡椒を買ってこようと思う、

塩胡椒の量が正確にわかる方は早めにTwitterかコメントで教えて頂けると助かります、割と本気で。