本番行為は禁止されるまでもない。
ブログのテーマを敢えて色々にしてみたいので、書いてないテーマでいきたい。
ここは猥談か、週末の夜中だし、あんまり人がいない隙にこっそり出してしまおう、ネット上の露出狂だ。オペラ座の怪人風に言おうとして失敗した。
とはいえ僕は草食系男子なのであまり人様に披露すべき猥褻な談義が無い。
その前に、草食系男子というと線が細くて爽やかなイケメン的な風潮があって気に入らないので、僕のことは肉を食べない男性と呼ぶことにしよう。
僕がどのくらい肉を食べない男性かと言えば、そもそも女性と、あー、何て言えば良いだろうか、ベッドにインすることだ。エッチと言うほど可愛い年齢でもないし、かといってセックスと言うのは開き直り過ぎていてどうも困る。良い言い方が浮かばなくて30分ほど悩みに悩んだのだが、降りて来た、本番行為、これだ、本番行為である。
話を進めよう、僕がどのくらい肉を食べない男性かと言えば、そもそも女性と本番行為をすることがあまり好きではない。何故かというと本番行為の最中に相手のことばかりが気になってしまうからだ。
突然だが肩叩きの話をしよう、定年前のサラリーマンを会社から追い出す話だ。いや、そうではなく本当に肩を叩く話だ、違う、肩もみにしよう。
肩もみを上手にするには相手にとってどのくらいの強さでどこをどうするのが良いのかを考えることである、よくわからない時には、このくらい?と聞いたりする、あまり一生懸命にするとこちらが途中で疲れてしまったりするが、そこは相手が満足するまでは続けるべきである。
そんなことばかりを考えるわけだから僕としてはあまり肩もみをしていても楽しくはないのだ、ただ相手が気持ち良い、肩がね、肩が気持ち良いのであればそれで良い、という感じだ。なので相手がもう良いよ、と言うのであれば僕は途中で止めても良いくらいである、何の途中なのかは肩もみの話なのでよくわからないが、そういうことである。むしろそういった諸々の事が気になり過ぎて途中で元気がなくなることすらあるくらいだ、何の元気とかではない、僕の元気である、僕の何とかではない。
もちろん肩をもみたい気持ちになることはあるので、肩もみしようか?と自分から言うこともある、が、実際始めるとやはりあまり楽しくないのだ。肩を触っているくらいが一番楽しい。
世の中には自分が好きなように出来る男性もいるようだが、僕にはその素質が与えられていない様だ、そんなのは肉を食べる系の男子の話に違いない、全く凝りが解せていなかったらどうするつもりなのか、ここが凝っているに違いないと思い込めるのだろうか、それともそんなことは気にもならないのだろうか。
ただ羨ましくも思うので、たまには自分も、と思ったりするのだが、結局は相手のことが気になって仕方がないのである。
本番行為の話がどこかに行ってしまった、確認するまでもないが途中からは一切そんな話はしていない、なので最後は元の話に戻しておこう。そんな訳で僕は本番行為よりもF12ベルリネッタ の方が好きだったりする。
最悪の終わり方である。