丙午の迷信を怖がる人はヤンデレの魅力をわかっていない。
1966年、日本の出生数は大幅に下がっている。
これはこの年が「丙午」にあたるためとされている。
丙午に関する迷信として「丙午生まれの女性は気性が激しく夫の命を縮める・夫を食い殺す」というものがあったためだ。
この迷信は「八百屋お七」の逸話が発祥となっているのだが、僕はこの八百屋お七という女性が嫌いではない、むしろちょっと好きである。
とはいえ、どこがどう好きなのか、と言われるとこれがなかなか説明が難しいのである、僕の語彙力ではうまく伝えることが出来ない。
ところが、しかしである、現代オタク文化には彼女の魅力を簡潔に表現する言葉があるではないか、ヤンデレである。八百屋お七はヤンデレなのである、こう言えば彼女の魅力を理解してもらえることと思うが、もっとわかりやすく魅力をお伝えすべく画像を拝借させていただいた。
お七は江戸時代、1666年(丙午)生まれの女性だ、ちなみにこの話の時点では十代後半の少女である。お七の家は天和の大火で焼き出され寺で避難生活をすることになるのだが、そこでお七は寺小姓の彼と出会い恋仲になる。しかし家が建て直され寺を引き払う事となり彼に会えない日々が始まる・・・、
お七は「火災が起これば愛しい彼に会える」という恋心から自宅に放火。火は消し止められ小火で済んだそうだが、その後、放火の罪で彼女は捕らえられ火あぶりの刑に処された・・・。
という訳で八百屋お七はとても良いヤンデレ少女なので丙午の迷信なんてものは全く恐れるに値しないのである。
画像は以下のラインスタンプをお借りした、是非ご購入頂きたい。