読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

あぁ今週も誰とも会話しなかった・・・

専業トレーダー。完全無欠の引篭もり。人と一切の関わりを持たない生活。

僕の様な大人をつくらないための教育論1

書くことがないので真面目に教育論でも語ろうか、何を隠そう僕は教育関係者だったことがあるのだ。

 

夢見る少年とよく言うが、僕はそんなキラキラした存在であったことがない、小学生の僕は将来の夢に金持ちと書く死んだ魚の目をした少年であった。

さて、将来の夢を書かせる際には理由をよく聞くべきだ、というのが今回の主張である。夢が何であるかよりも何でそうなりたいかの方が重要だと思うからだ、そこに将来どんな人間になっていくのかを推し量るための重大なヒントが隠れている可能性がある。

例えば僕の場合、別に金持ちになりたかったわけではない、本当は何もしたくなかったのだ、金持ちになれば毎日何もせずに暮らせると思ったから金持ちと書いたのである、これは病んでいる、そして現在、完全に成るべくして成った死んだ魚の目をした大人になっている。あのとき誰かがそのことに気が付いていれば僕の瞳の輝きを取り戻せたかもしれない。それをほっておいたばかりに専業トレーダーと称し家から一歩も出ない暮らしをする大人が出来上がってしまったのだ。

しかしまあ将来の夢に金持ちと書いている子供がやばい大人になりそうなことは理由を聞くまでもなく何となくわかるだろと言われそうだ、では立派なことを書いてあれば大丈夫なのだろうか。

後輩に医者になりたいと言っている男がいた、かなり本気で勉強しており、何浪か頑張って地方の国立医大に合格した、立派な夢に向けて努力して素晴らしいだろうか、彼に何でそんなに医者になりたいのか聞いたことがあった、返ってきた応えは「世の中を見返したいから」だった。僕はそれ以上何も聞けなかった、戦慄の応えである、今頃彼はどこかで医者をしているだろう、それを思うと病院から足が遠ざかる。

金持ちになりたいと書いたからといって金が好きなんだと思ってはいけない、医者になりたいと書いたからといって命を助けたいんだと思ってはいけない。理由を聞いて欲しい、そこに将来芽吹く時を待つ闇が根付いているかもしれない。

そうだ、将来はゴジラになりたいと書いている子がいたとしよう、笑って済ませてしまいそうだが、人類を滅ぼしたいからゴジラになりたい可能性もある。なんとかしてあげた方がいい。プロ野球選手になりたいと書いている子がいたとしよう、女子アナと結婚したいからプロ野球選手になりたい可能性もある、ほっておいた方がいい。

将来はお花屋さんになりたいと言ってる女の子がいたとしよう、理由が可愛いからだった場合どうだろう、危険だ、職業を自分の可愛さを引き立てる要素として捉えている、では理由がお花が好きだからなら良いのだろうか、花は私を裏切らないもの、と思っているに違いない、危険だ。

そろそろ我が子の将来の夢に対しなりたい理由を聞きたくなってきたことだと思うのでこの辺にしておこう。