チャートで考える相対性理論
僕はある問題を抱えていた、
左のチャートと右のチャートは同じものだ、
だが同じに見えない。
左は急激に落ちている様に見える部分も、右では穏やかに落ちている様に見える。
何故だろう、
答えは明らかだ、横軸がスケールが違うからだ。
チャートにおける横軸とは時間である、
左と右では時間の長さが違うのだ、
しかし、時間の長さが違うとはどういうことだろうか、
チャートの中の小さい足は1分足、大きい足は15分足だ、
つまり、左も右も1分は1分、15分は15分だ、
これをニュートン時間と呼ぶことにしよう。
だが、左と右では見かけ上の横軸の長さが違うのは明らかだ、
この見かけ上の横軸の長さをアインシュタイン時間と呼ぶことにしよう。
左右のチャートでは、
単位ニュートン時間に対する変化量は等しいが、
単位アインシュタイン時間あたりの変化量が違うのだ、
これにより左の急激な下落は右では穏やかな下落に見えることになる。
ところで、人の脳には単位アインシュタイン時間あたりの変化量を一定に保とうとする機能があると言えるのではないだろうか。
それによりニュートン時間が引き延ばされたり縮められたりするのだ、
こういうことだ、
これはニュートン時間によるチャートだ、
どの15分も均等な幅をもった15分だ。
これを、一定の横軸の幅に対する縦軸の変化量が一定となるようにすると、
こうなる、
これがアインシュタイン時間によるチャートだ。
ニュートン時間における15分が伸び縮みしていることになる。
だから何なのかと言われると何でもないのだが、
これがトレードに生かせるのかといえば、全くわからない、
世の中の色々なことを、トレードで言うならこういうこと、と言いたくなる職業病だ。
そういえば一番初めの問題を解決していなかった、
こうすれば良い。
これで左右同じチャートに見えるだろう、
ニュートン時間を絶対とし、ニュートン時間が引き延ばされた分だけ縦軸の変化量も引き延ばしたのだ、
つまりただ単純に左を拡大したものが右ということになる。
しかし、これは本当に同じなんだろうか、縦軸を引き延ばすということは35pipsの意味合い的大きさを引き延ばしていることにはならないのだろうか。
なんの話かわからなくなりそうだから終わり、
トレードの役に立たないし。